健康食炒り玄米

玄米は健康食として有名です。
でも食べ方に寄っちゃそうでもないそうなので、今回は美味しく、それでいてより安全・健康になるための調理方法を記します。

玄米のエネルギー

玄米は精米と比べて栄養価が高く、比較するとコレだけ違います。

成分比較単位白米玄米倍率
エネルギーkCal35634897.75%
炭水化物g77.17192.09%
食物繊維g77.17192.09%
タンパク質g610166.67%
脂質g0.92.7300.00%
ビタミンB1mg0.080.41512.50%
ビタミンB2mg0.020.04200.00%
ナイアシンmg1.26.3525.00%
ビタミンB6mg0.10.5500.00%
ビタミンEmg0.21.3650.00%
葉酸μg1227225.00%
カルシウムmg59180.00%
mg0.82.1262.50%
マグネシウムmg23110478.26%
リンmg94290308.51%
カリウムmg115230200.00%
亜鉛mg1.41.8128.57%
マンガンmg0.82.05256.25%
パントテン酸mg0.661.36206.06%

噛まなきゃダメ

糠の部分はよーく咀嚼しないと栄養価として吸収されません。
腹持ちがいいことは確かですけど、ちょっと大変です。

圧力炊飯器じゃないと美味しくない

普通の炊飯器でもたくことはできますが、よーく水を吸わせるか発芽玄米をたくのが良いと思います。

種子に含まれるアブシジン酸

種子には植物性ホルモンのアブシジン酸が入っています。
これは土に種子が落ちても腐らず、動物や虫に根こそぎ食われないようにするための防衛本能です。

圧力炊飯以外の食べ方

水をたっぷり吸わせて発芽玄米にしてから炊く

大体12時間から24時間ぐらい吸わせると余計なものは分解され食べられるような状態になります。この状態ならノーマル炊飯器で炊けます。

煎る

水をたっぷり吸わせた後、鉄フライパンで炒る食べ方もあります。
でも、中火で30分ぐらいかき混ぜ続けないと簡単に焦げますので、若干面倒です。
しかし、乾燥しているので美味しく長くすぐ食べられる非常食が出来上がります。

水につけないで炒るとめっちゃ硬いです。
硬すぎて葉が削れないか心配になるほどです。
植物ホルモンを除く(分解させる)意味でも水につけたほうがいいと思います。

0 件のコメント :

コメントを投稿